バーナ

リジェネイティブバーナ(HRSバーナ)

HRSバーナ(高速切換式蓄熱型燃焼システム:HRS)は、蓄熱体にセラミックハニカムを採用し、独自に開発した四方切換弁(CEM)によって、高温予熱空気燃焼と高温排熱回収を可能にし、飛躍的な省エネルギー効果を実現しました。
また、フューエルステージング燃焼を利用したULNバーナの原理を利用、大幅なNOx低減を達成した画期的な燃焼システムです。

HRS-DLバーナ
ハニカム型蓄熱式燃焼システム

HRS-DLバーナは高温空気燃焼技術を利用して、限界排熱回収、低NOx、炉温均一化を実現した直火焚ハニカム内蔵型リジェネレイティブバーナです。

適用例 熱処理炉、鉄鋼加熱炉、取鍋予熱装置、セラミックス焼成炉

HRS-DFバーナ
ハニカム型蓄熱式無酸化・還元燃料システム

HRS-DFバーナは高温空気燃焼技術を部分燃焼(空気比<1.0)の領域にまで発展させ、実用化に成功した直火焚きハニカム内蔵型リジェネレイティブバーナです。また、すす発生量の極小化により環境保全と蓄熱体のフリーメンテナンスを実現し、かつ炉内残存02の極小化によりスケール生成を抑制します。

適用例 鋼片均熱炉、銅ビレット還元炉、セラミック焼成炉

HRS-MD-RTバーナ
低圧損型蓄熱式ラジアントチューブ燃焼システム

HRS-MD-RTバーナは高温空気燃焼技術を鉄鋼用熱処理炉など各種熱処理炉に適用するため、最小圧損で、かつ低NOxを同時達成するために開発されたラジアントチューブ用ハニカム内蔵型リジェネレイティブバーナです。また、ラジアントチューブの連続強制冷却も可能です。

適用例 雰囲気熱処理炉および各種間接型加熱炉

HRS-U1バーナ
小容量ハニカム型蓄熱式燃焼システム

HRS-U1バーナは高温空気燃焼技術を利用して、限界排熱回収、低NOx、炉温均一化を実現した小容量タイプの直火焚ハニカム内蔵型リジェネレイティブバーナです。ブロックビルド方式を採用しメンテナンスもブロック単位で簡単です。

適用例 熱処理炉、セラミックス焼成炉、鉄鋼加熱炉

HRS-UXバーナ
連続燃焼式ハニカム型蓄熱式燃焼システム

HRS-UXバーナは高温空気燃焼技術を利用して、限界排熱回収、低NOx、炉温均一化を実現した燃料連続供給タイプの直火焚ハニカム内蔵型リジェネレイティブバーナです。ブロックビルド方式を採用しメンテナンスもブロック単位で簡単です。また、オフガス燃焼ノズルの併設も可能です。

適用例 水素製造装置、管式加熱炉、取鍋予熱装置

高温空気/蒸気発生装置

セラミックス製ハニカムによる限界排熱回収を利用して1,300~1,500K、最大圧力1OkPaの高温空気または蒸気を連続的に発生することが可能です。近年、KTH(スウェーデン王立工科大)のバイオマスガス化装置をはじめとして各種ガス化装置および様々な熱設備に適用されています。


高温空気/蒸気発生装置

"四方切換弁(CEM)

CEMは、2台(1ぺア)のリジェネレイティブバーナの吸気・排気を1台の切換弁で行うことが出来ます。従来の単弁(4台使用)方式と比較すると次のような利点があります。

  • 低コスト
  • 小型でシンプルな構造
  • 配管や制御が簡単
  • リーク量が小さい(5%以下)
  • 空気による本体の冷却効果


四方切換弁

高温高圧間接熱風発生機

東邦ガス(株)殿と共|引用発した間接熱風発生機です。加熱源に高効率のリジェネレイティブバーナ、熱交換機にストレートスルー型フィンチューブを用いることにより、400℃または700℃の高温熱風(または蒸気)を発生させます。また、従来機(電気加熱)と比較して約1/3の低ランニングコストを実現しました。

モデル番号 TN400・TN700
適用対象 金型加熱、焼戻炉、焼付塗装、ゴム加硫炉、溶剤乾燥 など


高温高圧間接熱風発生機