対処すべき課題

当社グループでは経営理念の実現と2030年に向けてサスティナブルグロウ ス(持続的成長)を実現するため、2020年4月から2023年3月までを対象期間 とする新中期経営計画を策定しスタートさせました。新中期経営計画では、 この3年間を成長基盤確立のための期間と位置づけ、「事業基盤の強化」「成 長戦略を支える強固な経営基盤の構築」「環境・社会・ガバナンスを重視し た経営」の3つの基本方針を掲げて邁進してまいります。  各基本方針に基づく重点戦略は以下の通りとなります。

(1) 事業基盤の強化
・顧客との協創による技術革新の実現
・協力会社とのアライアンス体制構築による収益力強化
・事業ポートフォリオの拡大
・持続的な成長に向けたグループ事業領域の再定義
・研究開発機能の強化による新規技術の導入(省エネ、低公害、IoT等)
・海外事業の拡大
・西日本地区体制強化
(2) 成長戦略を支える強固な経営基盤の構築
・本社機能の刷新
・IT化(社内システム、開発環境)による業務効率の向上
・視点の多様性(ダイバーシティ)を取り入れた組織づくり
・西日本地区体制強化 ・働き方改革・職場の活性化
(3) 環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を重視した経営
・低燃費・低環境負荷の先端技術をグローバルに提供する事業を通じて、地球環境
保全と循環型社会の実現に貢献
・コーポレートガバナンス体制強化による更なる社会的信用の向上
・新人事制度導入(人と仕事の成長を促進させつつ目標管理・評価制度)